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【子育て中】 → 【子育て後】で家の中をどうする?~人生後半の住まい、どう活かす?どう変える?~

アド美コラム 2025/12/10

 

\ はじめに /

 

子育てを見据えて間取りや家具配置を工夫したマイホーム。

成長とともに子どもが独立し、家の中に空き部屋や使われなくなったスペースが出てくると、 「このままでいいのだろうか」と感じる方も少なくありません。

 

今回は、子育てがひと段落した後の住まいの使い方について、お悩みごとの実例を交えながら考えてみましょう。

 

【パターン1】空き部屋がある。

 

事例

 
 
  • 子ども部屋が2部屋空いたが、物置と化している
  • 書斎や趣味部屋にしたいが、手つかず
 
 

提案

 
 
  • 趣味や仕事の空間に:洋裁、読書、音楽、DIY…収納棚やワークデスクを置けば、気軽な趣味部屋に早変わり
  • ゲストルームとして整備:年に数回でも帰省する子どもや孫のため、布団や簡易ベッドを備えて
  • 二世帯住宅化の第一歩:将来的な親の介護や子世帯の同居に向けて、「間仕切り」や「ミニキッチン」の設置で準備段階に
 

 

【パターン2】階段の上り下りがつらい。

 

事例

 
 
  • 洗濯動線が2階で大変になってきた
  • 階段の上り下りが億劫に
 
 

提案

 
 

小規模リフォームで1階完結型へ

  • 洗濯機置き場を1階に移動
  • 脱衣室と勝手口を繋げて「干す→取り込む→たたむ」が1フロアで完結

バリアフリー化

  • 和室の段差を解消しフローリングに
  • 廊下やトイレに手すりを設置するだけでも、暮らしの安心感が違います
 

 

【パターン3】LDKが広すぎて持て余す。

 

事例

 
 
  • ダイニングテーブルが大きすぎる
  • 家族4人想定のレイアウトが、夫婦2人にとって不便
 
 

提案

 
 

家具のダウンサイジング

  • 大型のダイニングテーブルをコンパクトな円形に変更
  • TVの位置やソファを移動して、「夫婦の会話が弾む配置」に見直す

あえて“空間を余らせる”

  • 広さを活かしてヨガやストレッチのスペースに
  • 孫や友人を招く「たまり場」にするのも◎
 

 

【パターン4】冬の光熱費がもったいない。

 

事例

 
 
  • 2階は寒くて使わなくなった
  • 広い家にストーブ1台では暖まりにくい
 
 

提案

 
 

断熱強化リフォーム

  • 窓を二重サッシに変更、冷気を遮断
  • 使用しない部屋のドアを閉め、暖房効率をアップ

冬だけの“暮らしの圧縮”

  • リビング・寝室・水回りを1階にまとめ、冬だけ「コンパクト生活」
  • 2階の電気・暖房はオフにして光熱費も節約
 

 

【パターン5】この機会に間取りを変えたい。

 

大規模リノベの例

 
 
  • 子ども部屋3室+納戸をつなげて「セカンドリビング」や「夫婦別寝室」に
  • 古い間取りを一新し、吹き抜けやアイランドキッチンのある「今どきの住まい」に変えるケースも
 
 

ポイント

 
 
  • 家の価値を保ちつつ、ライフスタイルに合わせた設計に
  • 補助金やリフォーム減税制度を活用すれば費用負担も軽減可能
 

 

【おわりに】

 

 

子ども中心だった住まいは、時間の経過とともに「夫婦2人のための空間」へと役割が変わっていきます。

 

「この部屋、今後どうしよう?」と思ったら、まずは暮らし方を見つめ直してみましょう。小さな模様替えから思い切ったリノベーションまで、住まいにはまだまだ可能性が広がっています。

 

人生の後半を、もっと快適に、自分らしく過ごすために――

 

家の使い方、考えてみませんか?

 

 

 


トラ次のワンポイント

人生の後半も長く大切な時間。”それぞれが心地よい”空間づくりのために改めて心の声を聞いてみるニャ

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