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【これから家を建てる人へ】住宅ローンって、実際どうなの?

アド美コラム 2025/10/01

 

「当事者になって初めて知る」

じゃ遅いかもしれません。

 

住宅ローンってそもそも何?

 

住宅ローンとは、「住宅の購入や建築のために利用する長期の借入金」のこと。多くの人は数千万円単位の金額を、銀行や信用金庫などの金融機関から借りて、毎月少しずつ返済していきます。
住宅は大きな買い物なので、自己資金だけで全額払える人はごく一部。ほとんどの人が住宅ローンを使ってマイホームを手に入れています。

 

 

どのくらい借りられるの? 返せるの?

 

 

借りられる金額は「年収」や「勤続年数」「借入状況」などによって変わりますが、一般的には「年収の7~8倍」が目安と言われています。ただし大事なのは「いくら借りられるか」ではなく「いくら返せるか」。

月々の返済額が家計を圧迫しすぎないよう、無理のない借入額を見極める必要があります。よくある目安は、手取り月収の25~30%以内に返済額を収めることです。

 

 

 

 

金利の種類と違い

 

 

住宅ローンの金利には主に3つのタイプがあります。

  • 固定金利:ずっと同じ金利。将来の見通しが立てやすいが、最初の金利はやや高め。
  • 変動金利:金利は半年ごとに見直される。最初は安いが、将来上がる可能性がある。
  • 固定期間選択型:5年・10年など一定期間だけ固定金利、その後は変動。バランス型。

それぞれにメリット・デメリットがあります。将来のライフプランや収入の安定性を考慮して選びましょう。

 

 

審査って何を見られるの?

 

 

住宅ローンを借りるには「事前審査」と「本審査」があります。チェックされるポイントは主に以下のようなものです

  • 年収
  • 勤務先
  • 勤続年数
  • 借金の有無(車のローン・奨学金など)
  • クレジットカードの使い方や返済履歴(信用情報)
  • 借りる物件の価値や場所

「ローンが通るか不安…」という人は、まずは金融機関や住宅会社の担当者に相談してみましょう。

 

 

頭金って必要?

 

 

頭金とは「自己資金から最初に払うお金」のことです。一般的には物件価格の1~2割が目安とされています。頭金が多いほど、借入額が少なくなり、毎月の返済負担や金利総額も減らせます。

ただし、最近は「頭金ゼロ」で借りられる住宅ローンもあり、必ずしも必須ではありません。

 

 

「返せなくなったらどうなるの?」も知っておこう

 

 

住宅ローンは何十年にもわたる返済です。予期しない出来事(病気、失業、離婚など)が起きた時、返済が難しくなることもあります。

万が一に備えて・・・

  • 団体信用生命保険(団信):ローン契約者が死亡・高度障害になった時にローンが完済される保険。
  • 住宅ローンの返済支援制度:公的支援や金融機関の返済猶予制度もあります。
    「もしも」の時に備えた保険や仕組みも、あらかじめ理解しておくことが大切です。
 
 

まとめ:住宅ローンは「借金」だけど、「チャンス」でもある

 

 

住宅ローンというと「借金だから怖い」と感じる人も多いですが、視点を変えれば「人生で最も有利なローン」とも言えます。

 

なぜなら…

  • 比較的低金利で長期に借りられる
  • 家賃を払う代わりに“資産”を手に入れられる
  • 控除制度(住宅ローン減税)も活用できる

 

大切なのは、知った上で選ぶこと。知らないまま流されるのではなく、自分の未来をイメージしながら、納得できる選択をしていきましょう。

 

 

 


トラ次のワンポイント

住宅ローンは「いくら借りられるか」ではなく、「どんな暮らしを続けていきたいか」で考えるのがポイントニャ
毎月の返済額にばかり目がいきがちだけど、「家族とどんな時間を過ごしたいか」「将来どんな働き方をしたいか」など、先の暮らしを見据えることが大切ニャ。無理なく自分に合ったローンの形を見つけるニャ〜

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