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「子育てグリーン住宅支援事業」って何?【 リフォーム編 】

アド美コラム 2025/08/29

 

「子育てグリーン住宅支援事業」って聞いたことありますか?
これは2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、
2025年に開始された国の補助金制度です。

 

 

 

 

 

🌱 そもそも「子育てグリーン住宅支援事業」って?

 

 

国土交通省が行っている環境に配慮した住宅づくりを応援する補助制度です。
2024
年から始まった制度で、省エネ性能の高い住宅の新築や既存住宅の省エネリフォームを対象に、住宅の性能やリフォームの内容に応じて
補助金がもらえるんです!

「地球にも家計にもやさしい家づくり」がテーマになっていて、住宅の省エネ化を促進することを目的としています♪

前回、「新築編」をご紹介しましたが、今回は「リフォーム編」をご紹介します!

 

対象期間(リフォーム)

着 工  

20241122日~予算上限に達するまで(遅くとも20251231日まで)

交付申請  

申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで)

交付申請の
予約期間
 

申請開始~予算上限に達するまで(遅くとも2025年11月14日まで)

 

 

※ 新築の場合とリフォームの場合で条件や金額が異なります。

 

 

👪 対象になるのはどんな人?

 

 

 

リフォームの場合の補助金を受けられるのは、下記すべてを満たす方が対象になります。

 

  • 世代を問わずすべての世帯

 

グリーン住宅支援事業者と
工事請負契約等を締結し、
リフォーム工事をする方

 

「グリーン住宅支援事業者」とは、工事発注者に代わり、交付申請等の手続きを代行し、交付を受けた補助金を工事発注者に還元する者として、予め本事業に登録をした工事施工業者です。

工事請負契約等が結ばれていない工事は対象になりません。

 

 

 

リフォームする住宅の
所有者等であること

 

  • 住宅を所有し、居住する個人またはその家族
  • 住宅を所有し、賃貸に供する個人または法人
  • 賃借人
  • 共同住宅等の管理組合・管理組合法人
 

 

 

🏠 どんな住宅が対象になるの?

 

 

 

補助金を受けるには、既存住宅に「対象となるリフォーム工事」を行なう必要があります。

 
 

【補足】既存住宅とは?

リフォーム工事の工事請負契約日時点において、建築から1年が経過した住宅または過去に人が居住した住宅(現に人が居住している住宅を含む)をいいます。

 

 

🔨 対象となるリフォーム工事って何?

 

 

以下のカテゴリー①~⑧に該当するリフォーム工事等が対象になります。

また、カテゴリー①~③(必須工事)に該当するリフォーム工事のうち、2つ以上のカテゴリーの実施が必要となります。 

(ただし、カテゴリー④~⑧(任意工事)は、①~③のうち2つ以上のカテゴリーのリフォーム工事を実地した上で、交付申請時にあわせて申請する場合のみ補助の対象となります。)

※ 1申請当たりの補助額の合計が5万円未満の工事は補助の対象になりません。
※ 申請する際には、対象工事に関する証明書等が必要になります。

 

 

 

👉 補助額の合計が5万円以上で補助対象になります。

区分 カテゴリー 要件
必須
工事

①開口部の断熱改修

2つ以上の必須工事を
行った場合のみ補助対象

※ 同一カテゴリーの工事を
     複数行っても1つと数えます

②躯体の断熱改修
③エコ住宅設備の設置
任意
工事

④子育て対応改修 2つ以上の必須工事を
行った上で実施する
場合のみ補助対象
⑤防災性向上改修
⑥バリアフリー改修
⑦空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入

 

 

❌ 対象とならないリフォーム工事例

以下に該当するリフォーム工事は補助の対象になりません。

× ドアの一部および欄間に取り付けられたガラスを交換する工事
× 店舗併用住宅等の住宅以外の部分の工事
× 住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事(いわゆる施主支給や材工分離による工事)
× 外皮以外の部分(外気に面しない間仕切壁)の窓やガラス、ドアの工事
× 太陽光発電設備の設置工事
× 家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)の設置工事
× リース設備の設置工事
× 中古品を用いた工事

 

 

 

 

💰 補助金はいくらもらえるの?

 

 

 

補助額は対象工事内容ごとの補助額の合計

 

 同一住宅に複数回のリフォーム工事を行う場合

補助上限額の範囲内で申請を行うことができます。ただし、申請ごとにすべての補助要件を満たす必要があります。

 補助上限

1戸あたりの補助上限は以下の通りとなります。

 

Sタイプ

必須工事①~③の
すべてのカテゴリーを実施

上限60万円/

Aタイプ

必須工事①~③のうち、
いずれか2つのカテゴリーを実施

上限40万円/ 

 

 

※ 1申請あたり対象となるリフォーム工事カテゴリー(①~⑧)の合計補助額が5万円未満の場合は補助対象になりません。

 

✅ 申請方法はどうすればいいの?

 

 

 

申請は住宅会社や施工業者が代行してくれることがほとんどなので、自分たちで難しい書類を準備する必要はありません。

 

【チェックポイント】

  • 対象の住宅会社・工務店かどうかを確認(「登録事業者」である必要あり)
  • 契約前に制度を使いたいことを伝えておく
  • 着工・完了の時期に条件があるのでスケジュールは要相談
 

 

😲 制度を使うときの注意点

 

 

 
  • 期間限定の制度です!
    20241122日以降に対象工事に着手したリフォーム工事が原則です。
     
  • 対象とならないリフォーム工事もあるので注意
    対象のリフォーム工事か確認が必要です。
     
  • 予算上限に達すると早期終了の可能性も
    人気の制度なので、申請はお早めに!
 

 

まとめ:リフォーム会社とよく相談して制度を活用しよう ◢

 

 

 

対象になるリフォーム工事と、対象とならないリフォームが工事があったり

工事前の写真など、工事前後の状況を証明する写真が必須となるため、事前にリフォーム会社と確認しておく必要があります。

「この制度、うちも使えるかも?」と思ったら、早めにリフォーム会社さんに相談してみてくださいね。

 

 

子育てグリーン住宅支援事業Webページ↓

https://kosodate-green.mlit.go.jp/

 


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